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 今回は上肢の障害認定基準について、「関節可動域の測定方法、関節の運動および関節可動域等の評価」に関して書いていこうと思います。 

【関節の運動に関する評価】  

 各関節の主要な運動が重視され、他の運動については参考とされるになっております。

 ● 各関節の主要な運動は次のとおりとなっております。

  例示)「部位」 → 「主要な運動」

  ❶「肩関節」→「屈曲・外転」

  ❷「肘関節」→「屈曲・伸展」

  ❸「手関節」→「背屈・掌屈」

  ➍「前 腕」→「回内・回外」

  ❺「手 指」→「屈曲・伸展」  

【関節可動域の評価】 

 関節可動域の評価は、原則として、健側(※1)の関節可動域と比較して患側(※1)の障害の程度が評価されます。ただし、両側に障害を有する場合は「肢体の障害関係の測定方法」(※2)による参考可動域が参考とされることになっております。

(※1)「健側」「患側」

  →「健側」とは、半身に麻痺や障害を負っている場合で、障害がない側の身体のこと。 一方で、

   障害がある側は「患側」と呼ばれる。

(※2)「肢体の障害関係の測定方法」

  → 参考URL)3-1-7-5.pdf (nenkin.go.jp)

【各関節の評価】 

 各関節の評価は、単純に関節可動域のみではなく、次の諸点を考慮したうえで評価されることとなっております。

  ❶ 筋力

  ❷ 巧緻性

  ❸ 速さ

  ➍ 耐久性

 なお、他可動域による評価が適切でないもの(たとえば、末梢神経を損傷を原因として関節を可動させる筋が弛緩性の麻痺となっているもの)については、上記の諸点を考慮して、日常生活における動作の状態から上肢の障害を総合的に認定することとされております。


今回は上肢の障害認定基準のうち「関節可動域の測定方法、関節の運動および関節可動域等の評価」について触れました。次回からは障害認定基準の解説を一旦お休みして、本年6月以降に受給する年金額が決定されたため、令和6年度の公的年金支給額について書いていこうと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました!


【参考文献】

・医療・福祉・年金相談の現場で役立つ!障害年金実務必携 / (株)日本法令 /

                            令和2年4月1日初版2刷 / 加賀佳子 著

・知りたいことが全部わかる!障害年金の教科書 /

         漆原香奈恵・山岸玲子・村山由希子 / (株)ソーテック社 / 2019年12月31日

・日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準「01.pdf (nenkin.go.jp)


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 今回は上肢の障害認定基準について、「変形障害の認定要領」に関して書いていこうと思います。 

【変形障害の認定要領】  

 厚生年金保険のみが対象となる変形障害の害認定要領は次のとおりです。

 「変形障害」は障害等級3級と障害手当金に記載があるのみで、いずれにおいても厚生年金保険だけ

 が対象となり、障害等級1級と障害等級2級には記載がないため、国民年金は対象外とされておりま

 す。

 ● 障害等級3級

  ❶ 長管状骨(※1)に偽関節(※2)を残し、運動機能に著しい障害を残すもの

   (具体的には以下のいずれかに該当するものとされている)

  ・上腕骨に偽関節を残し、運動機能に著しい障害を残すもの

      または

  ・橈骨(とうこつ / 手首の骨)および尺骨(しゃっこつ / 前腕の内側の太い骨)の両方に偽関節を

   残し、運動機能に著しい障害を残すもの

(※1)長管状骨

  → 四肢の骨にみられる長く伸びた管状の骨のこと。上肢では上腕骨、橈骨、尺骨のこと。

(※2)偽関節

  → 認定の対象となる偽関節は、骨幹部または骨幹端部に限られる

 ● 障害手当金(症状が固定されていない場合は3級に該当する。)

  ❶ 運動機能に著しい障害はないが、上腕骨、橈骨または尺骨に偽関節を残すもの

   (一上肢に偽関節を残すもの)

  ❷ 長管状骨に著しい転位変形を残すもの

  ・ 上腕骨に変形(※3)を残すもの

  ・ 橈骨または尺骨に変形(※3)を残すもの

(※3)「変形」

  → 外部から観察できる程度(15°以上湾曲して不正癒合したもの)以上のものをいう。長管状骨の

   骨折部が良方向に短縮なく癒着している場合は、たとえその部位に肥厚が生じたとしても、長管

   状骨の変形としては取り扱われない。

  

今回は上肢の障害認定基準のうち「変形障害の認定要領」について触れました。次回は引き続き「障害認定基準-上肢⑬」として、障害認定要領における「関節可動域の測定方法、関節の運動および関節可動域等の評価」について見ていきます。


最後までお読み頂きありがとうございました!


【参考文献】

・医療・福祉・年金相談の現場で役立つ!障害年金実務必携 / (株)日本法令 /

                            令和2年4月1日初版2刷 / 加賀佳子 著

・知りたいことが全部わかる!障害年金の教科書 /

         漆原香奈恵・山岸玲子・村山由希子 / (株)ソーテック社 / 2019年12月31日

・日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準「01.pdf (nenkin.go.jp)


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本年3/1をもちまして無事に開業2周年を無事に迎えることができました!

これもひとえに皆様の応援・ご協力なくして成しえなかったことと存じます。

障がいをお抱えの皆様に少しでも尽力できるように業務に取り組んで参りますので、

今後ともHappy&Ever苫小牧障害年金相談所の福田晃久を何卒よろしくお願い致します<(_ _)>




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