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「自身も障がいを抱える社会保険労務士・行政書士が親身になってご対応します!」

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 今回も前回に引き続き「肝疾患による障害」について書いていきます。今回で「肝疾患による障害」は最後となります。最終回となる今回は「肝疾患による障害」の中でも「肝臓移植の取扱い」「障害認定上の注意点」の2点について書きます。

【肝臓移植の取扱い】

  ⒈ 肝臓移植を受けた場合の認定について

   肝臓移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、術後の症状、治療経過、検査 成績及び予後等を十分に考慮して総合的に認定することとされております。

 ⒉ 障害年金を受給中に肝臓移植を受けた場合について

  障害年金を支給されている者が肝臓移植を受けた場合は、臓器が生着し、安定的に 機能するまでの間を考慮して術後1年間は従前の等級とすることとされております。

【障害認定上の注意点】

  ⒈ 肝疾患の認定対象の注意点について

    肝疾患による障害の認定の対象は、肝硬変症及びそれに付随する病態とされております。 ただし、慢性肝炎に関しても、認定要領に定められた障害の状態に該当する場合にあっては、認定の対象となることとされております。

 ⒉ アルコール性肝硬変の注意点について

   アルコール性肝硬変については、継続して必要な治療を行っていること及び検査日より前に 180 日以上アルコールを摂取していないことの2点について、確認ができた者に限定して、認定を行うものとされておりますので、注意が必要となります。

⒊ 肝がんの認定上の注意点について

  肝がんについては、検査項目及び臨床所見の異常に加えて、肝がんによる 障害を考慮し、この基準によるほか「第16節/悪性新生物による障害」の認定要領により認定されることに注意が必要です。ただし、検査項目及び臨床所見の異常がない場合は、「第16節/悪性新生物による障害」の認定要領により認定されることにも注意が必要となります。


    今回は肝疾患による障害認定基準のうち、「肝臓移植の取扱い」「障害認定上の注意点」の2点について触れました。次回からは「血液・造血器疾患による障害」について見ていきます。次回は「血液・造血器疾患の障害①」として、「適用となる疾患例」「障害等級」の2点について書きます。

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

【参考文献】

・医療・福祉・年金相談の現場で役立つ!障害年金実務必携 / (株)日本法令 /

                            令和2年4月1日初版2刷 / 加賀佳子 著

・知りたいことが全部わかる!障害年金の教科書 /

              漆原香奈恵・山岸玲子・村山由希子 / (株)ソーテック社 / 2019年12月31日

・日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準「01.pdf (nenkin.go.jp)」

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(初回相談について)

  ・原則1時間で3,000円(税込)です。

  ・上記の金額は資料の準備時間&資料の費用 等必要最低限の費用です。

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  ・資料の内容や申請のコツについて可能な限り親身にご説明します。

  ・その後はご自身で申請されても、私にご依頼頂いても、他の社労士の先生にご依頼頂いても、    OKです!契約を強制することは決して致しません!

 今回も前回に引き続き「肝疾患による障害」について書いていきます。今回は「肝疾患による障害」の中でも「障害認定上の留意点」について書きます。

【障害認定上の留意点】

  ⒈ 検査成績について

   検査成績は、その性質上変動しやすいので、肝疾患の経過中において最も適切に病状 をあらわしていると思われる検査成績に基づいて認定を行うものとされております。

 ⒉ 肝硬変について

  肝硬変は、その発症原因によって、病状、進行状況を異にするので、各疾患固有の病 態に合わせて認定されることになっております。アルコール性肝硬変については、継続して必要な治療を行っていること及び検査日より前に 180 日以上アルコールを摂取していないことについて、確認のできた者に限り、認定を行うものとされております。

⒊ 慢性肝炎について

  慢性肝炎は、原則として認定の対象となっていませんが、障害等級で例示された障害の状態に相当するものは認定の対象とされております。

⒋ 食道・胃等の静脈瘤について

  食道・胃などの静脈瘤については、吐血・下血の既往、治療歴の有無及びその頻度、 治療効果を参考とし、検査項目及び臨床所見の異常に加えて、総合的に認定することとされております。特発性細菌性腹膜炎についても、同様の取り扱いとなっております。

⒌ 肝がんについて

  肝がんについては、(4)に掲げる検査項目及び臨床所見の異常に加えて、肝がんによる 障害を考慮し、本節及び「第16節/悪性新生物による障害」の認定要領により認定されることになっております。ただし、検査項目及び臨床所見の異常がない場合は、「第16節/悪性新生物による障害」の認定要領により認定されることになっております。


    今回は肝疾患による障害認定基準のうち、「障害等級」について触れました。次回も引き続き「肝疾患の障害」について見ていきます。次回で「肝疾患の障害」に関しては最後となります。最終回の次回は「肝疾患の障害⑥」として、「肝臓移植の取扱い」「障害認定上の注意点」の2点について書きます。

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

【参考文献】

・医療・福祉・年金相談の現場で役立つ!障害年金実務必携 / (株)日本法令 /

                            令和2年4月1日初版2刷 / 加賀佳子 著

・知りたいことが全部わかる!障害年金の教科書 /

              漆原香奈恵・山岸玲子・村山由希子 / (株)ソーテック社 / 2019年12月31日

・日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準「01.pdf (nenkin.go.jp)」

「自身も障がいを抱える社会保険労務士・行政書士が親身になってご対応します!」

     をコンセプトに掲げている障がいに関する行政手続支援を専門とした事務所です。

障がいに関する行政手続でお困りではありませんか?

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「障害等級2級の身体障害者手帳」 を所持し、

「障害年金1級」      の受給権者である

   私自身がちょっとしたことでもご相談に乗りますので気軽にお声かけ下さい!

(初回相談について)

  ・原則1時間で3,000円(税込)です。

  ・上記の金額は資料の準備時間&資料の費用 等必要最低限の費用です。

  ・お客様の状態に合わせた申請に必要な資料をご用意・提供致します。

  ・資料の内容や申請のコツについて可能な限り親身にご説明します。

  ・その後はご自身で申請されても、私にご依頼頂いても、他の社労士の先生にご依頼頂いても、    OKです!契約を強制することは決して致しません!

 今回も前回に引き続き「肝疾患による障害」について書いていきます。今回は「肝疾患による障害」の中でも「障害等級」について書きます。

【障害等級】

  ⒈ 国民年金及び厚生年金保険の両方が対象となる障害認定基準は次のとおりとなっております。

 ● 障害等級1級

   下記異常検査所見の検査成績及び臨床所見のうち高度異常を3つ以上示す もの又は高度異常を2つ及び中等度の異常を2つ以上示すもので、 かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

 ● 障害等級2級

  下記異常検査所見の検査成績及び臨床所見のうち中等度又は高度の異常を 3つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表のエ又はウに該当するもの

 ⒉ 厚生年金保険のみが対象となる障害認定基準は次のとおりとなっております。

  ● 障害等級3級

  下記異常検査所見の検査成績及び臨床所見のうち中等度又は高度の異常を 2つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表のウ又はイに該当するもの


なお、障害の程度の判定に当たっては、下記異常検査所見の検査成績及び臨床所見によるほか、 他覚所見、他の一般検査及び特殊検査の検査成績、治療及び病状の経過等も参考とし、 認定時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定することとされております。

【異常検査所見・臨床所見】

 肝疾患での重症度判定の検査項目及び臨床所見並びに異常値の一部を示すと次のとおりです。

 ア 血清総ビリルビン

 ●単位:mℓ/分

 ●基準値:0.3~1.2    ●中等度異常:2.0以上3.0以下 ●高度異常:3.0超

 イ 血清アルブミン(BCG法)

 ●単位:mℓ/dℓ

 ●基準値:4.2~5.1    ●中等度異常:3.0以上3.5以下 ●高度異常:3.0未満

 ウ 血小板数(1日尿蛋白量又は尿蛋白/尿クレアチニン比)

 ●単位:万/μℓ

 ●基準値:13~35    ●中等度異常:5以上10未満   ●高度異常:5未満

 エ プロトロンビン時間(PT)

 ●単位:%

 ●基準値:70超~130  ●中等度異常:40以上70以下  ●高度異常:40未満

 オ 腹水         ●中等度異常:腹水アリ    ●高度異常:難治性腹水アリ

 カ 脳症(※昏睡度分類) ●中等度異常:Ⅰ度      ●高度異常:Ⅱ度以上


(※)昏睡度分類

Ⅰ度 

 ●精神症状:

 睡眠-覚醒リズムに逆転。 多幸気分ときに抑うつ状態。 だらしなく、気にとめない態度。

 ●参考事項:

 あとで振り返ってみて判定で きる。

Ⅱ度 血清アルブミン(BCG法)

 ●精神症状:

 指南力(時、場所)障害、 物をとり違える(confusion) 異常行動 (例:お金をまく、 化粧品をゴミ箱に捨てるなど) ときに傾眠状態(普通のよびかけで開眼し会話が出来る) 無礼な言動があったりするが、他人の 指示には従う態度を見せる

 ●参考事項:

 興奮状態がない。 尿便失禁がない。 羽ばたき振戦あり。

Ⅲ度 

 ●精神症状:

 しばしば興奮状態またはせん妄状態を伴 い、反抗的態度をみせる。 嗜眠状態(ほとんど眠っている)。 外的刺激で開眼しうるが、他人の指示には従わない、または従えない(簡単な命令に は応じえる)。

 ●参考事項:

 羽ばたき振戦あり。 ( 患者の協 力がえられる場合) 指南力は高度に障害。

Ⅳ度 

 ●精神症状:

 昏眠(完全な意識の消失)。 痛み刺激に反応する。

 ●参考事項:

 刺激に対して、払いのける動作、顔をしかめるなどがみら れる。

Ⅳ度 

 ●精神症状:

 深昏睡。痛み刺激にもまったく反応しない。

 ●参考事項:

 特にナシ。

【一般状態区分】

 障害の程度を一般状態区分表で示したものは次の通りです。

 ア

 「無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの

 イ

 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

  例えば、軽い家事、事務など

 ウ

 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

エ

 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出がほぼ不可能となったもの

オ

 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの


    今回は肝疾患による障害認定基準のうち、「障害等級」について触れました。次回も引き続き「肝疾患の障害」について見ていきます。次回は「肝疾患の障害⑤」として、「障害認定上の留意点」について書きます。

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

【参考文献】

・医療・福祉・年金相談の現場で役立つ!障害年金実務必携 / (株)日本法令 /

                            令和2年4月1日初版2刷 / 加賀佳子 著

・知りたいことが全部わかる!障害年金の教科書 /

              漆原香奈恵・山岸玲子・村山由希子 / (株)ソーテック社 / 2019年12月31日

・日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準「01.pdf (nenkin.go.jp)」

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